Fitting
試着

ノムラではお子様の体型に合わせて正しくランドセルをフィッティングします。どんなにサポート機能が充実したランドセルでも、正しく背負えなければ機能は発揮されません。ノムラでは、お子様の体型を見ながら正しく背負えるようフォロー致します。ご来店いただくのが難しい場合や遠方の方のために、下記の試着のやり方をご紹介いたします。
肩ベルト~正しい長さで背負う~

ベルトを通して並べられている状態がお子様に合っているとは限りません。お子様の試着された様子を見ながら調整し、正しい位置で試着しましょう。手をランドセルと背中の隙間に入れ抵抗があるくらいを目安に調整してください。背中との隙間が多いと機能は発揮されません。
背負い方~正しい位置で背負う~

お子様がはじめてランドセルを背負う際は自分だけで背負えるように、手が届きやすいようベルトが長くなりがちです。しかし、背中との隙間が多いと機能は発揮されません。機能を発揮させ、お子様が正しい位置に慣れるためにも、ご試着の際は手を添え、親御様がお手伝いをしてあげてください。

ランドセルに腕を通し、ベルトの立ち上がる部分と肩の一番上が接するように掛けます。

ランドセルを腕から胸に掛けて、ベルトが左右均等にかかっていることを確認します。

下ベルトが、ランドセル本体の角に、引っかかっていないかを確認します。

最後にランドセル下の金具(ダルマカン)を回し調整します。
機能・形・体に合ってるか~大人が見て確認~
お子様がランドセルを正しい位置で背負えない場合や、体に合わない機能だと、楽に背負おうとする意識からランドセルに体を合わせ、前傾姿勢や肩をすくめるといったしぐさになります。骨格形成期の大切な時期に正しい姿勢を保てない状態で過ごしますと、体のゆがみや、猫背の原因になりかねません。大人がきちんと見て正してあげてください。

背負った状態の肩・腕周りについて、ストレートベルトや機能のない背カンに現れがちなのが、肩から落ちそうな状態(写真参照)です。ランドセルがこの状態では、荷物を入れた際に大きく負荷がかかり、肩をすくめる・常にベルトを持つ・腕が動かしずらいなどの問題が起こる可能性があります。

背負った状態の全身について、立体機能のない背カンやベルト調整ができていない場合は、重心のズレ(写真参照)が生じてきます。ランドセルが後ろへ引っ張るように重心が働きます。それを回避しようと無意識に上半身を前に倒すことでバランスをとり、背中が丸まってしまいます。
背負いやすいとは~お子様の感覚をつかむ~
お子様にランドセルの背負い心地を聞く際は、どっちが背負いやすいと比較をさせるのではなく、お子様の感じた素直な気持ちをストレートにくみ取ってあげてください。

肩ベルトに関しましては、メーカーによりベルト形状や間隔が異なっております。お子様にあったものをお選びください。

肩甲骨付近に関しましては、メーカーにより背カンの形状や取付方法に違いがあり、当たり具合の好みが出る場合があります。

背中全体に関しましては、機能タイプのクッション性が強いものや立体のものは、締め付け感や硬さを感じられる場合があります。

重さに関しましては、お子様は感覚的になりがちです。しかし、実際に重量のあるランドセルを重いと言われた場合は避けられたほうが良いかもしれません。
上記内容は試着のあくまで基本です。お子様にあったランドセルをお子様の表情・気持ちなどを親御様がよく見て選んであげることが、ランドセル選びの原点にあるとノムラは考えています。

試着方法をご説明する意味
近年、多種多様のデザイン・機能性のあるランドセルが販売され、初めてのランドセルの購入に際して、どれを選べば良いのか悩む親御様・保護者様が増えています。ノムラでは、お子様がランドセルを長年愛用し、お客様がノムラのランドセルを購入して、本当に良かったと思っていただけるように、試着からサポート致します。